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小説や作詞について書きますし、余計なこともたくさん、そして自分の決心について日々思うことなんかも書くかもしれません

日々


こんばんは。


「あれから一年経ったんだな」なんて思っている今日この頃です。

とまあ、そんなところでさ、
僕は最近自分が「何やってるのかな〜」なんて思ったりもしています。
別に仕事のことじゃないです。
自分の考え方とか、実際にしてることとか、いろいろさ、「何やってるのかな〜」って思ってるわけですよ。
自分の向かっているベクトルはきっと間違ってはいないんだろうけど、自分は今、「楽しいのか」どうか……

楽しくなんかは全くないですね。

そんなつまらないことばかり考えている、「一年経った日」です。


お疲れ様です。

「Air」.162

「あなたと成田さんの関係は吉田くんから聞いたの。吉田くんは人をどうにかして別れさせましょうと提案してきたわ」

「どうして吉田さんがそんなことを…

「アフター5の恋のあなたの出演は、スポンサーさんとお金の問題でコネを回していたし、それ以外でも、あなたにはあなたの知らないところで大きな金額が動いていたからよ」

ニュースでやっていたことと今の社長の話を聞いて、点と点が繋がった。

「…もしかして、事務所の賄賂ってわたしのために使われていたんですか?」

「別にあなただけってわけでもないけど。でもまあ、あなたへの投資額が一番大きかったのは間違いないわね」

「そんな…

「だからこそ成田空斗はわたしたちにとって邪魔な存在だった。せっかくの大金を週刊誌なんかにお粗末にされるわけにはいかなかったからね」

「…いつ空斗くんに会ったんですか?」

「いつだったかしらね。時期は覚えてないけれども、あなた達がまだお付き合いしていた頃よ。私は吉田くんの運転で航空学院大学に行って学校帰りの彼を拾った。しばらく車の中で話をしたわ。「横山さんはこれからトップ女優に駆け上がる人間だから、あなたみたいな人が隣にることは許されないの」って私は話したわ」

「空斗くんはなんて返事をしたんですか?」

「「その通りだと思います」って言ったわ」

「そんな…

「でもね、彼はその後にこう言ったわ。「確かにのぞみさんは自分なんかにはもったいなすぎるくらいの素敵な方です。でも、そんなのぞみさんが自分のことを好きだと言ってくれます。僕は彼女が僕のことを好きだと思ってくれている以上、たとえ世界中を敵に回そうが、僕は彼女を守ります。僕は本気です。のぞみさんへの気持ちだけは譲れません」ってね。だからそのあとはお金で解決しようとした。でも、彼は勇敢だった。500万もの現金を前にしても即答で断られたわ。彼のお家は母子家庭なのにね、本当にとっても勇敢」

「社長は空斗くんの家庭状況まで調べ上げて、それで弱みにつけ込んだんですか…」

「失礼ね。彼の家庭の状態を考えてのちょっとした気配りよ」

「そんなの気配りでもなんでもありません!ただの嫌がらせです!」

「それでも彼は受け取らなかった。あなたとは違って」

「わたしはお金なんて受け取ってません!」

「いいや、受け取ったわ。彼の意志の強さの前に私も吉田くんもお手上げだった。だから今度は標的をあなたに変えた。あなたはわたしの言うこともあなたのお母さんの言うことも素直に受け入れた。そしてドラマに出演して大きな給与を得た。結果的にはお金で動いたことと何も変わらない」

「ちょっと待ってください。お母さんってどういうことですか?」

「あなたのお母さんにも協力してもらったのよ。それだけ」

大人の関与…やっと由紀の言っていたことがわかった。だから由紀はあの時わたしに具体的には何も言えなかったんだ。

「そうだったんですね…」

「あなたが犯した最大の罪は、成田空斗よ。今時あんなにいい男がるものなのね。私があなたの立場なら女優をやめてでも彼と一緒にいることを選ぶ。彼はそれだけの男よ。彼と話をしてからわたしは裏金を回すことをやめた。私自身も、若かった頃に持っていた大切なことを彼に再度教えてもらった気がするの。だから今ニュースで流れている問題は、全て昔の話よ」

わたしの目からは大粒の涙が流れていた。

ごめんね、空斗くん。わたしが間違っていたんだ。

そう思うとわたしは走って社長室を出ていた。そしてエレベーターを使わずに階段で1階へと降り、そしてラウンジへと入ると、吉田さんがいた。

YO!!!



お疲れ様です。


今日もお仕事してきました。
まあ、当たり前と言えば、当たり前のことですがね。

は〜〜〜。
頑張らないとね、毎日を。
昨日のお話と被るところもありますが、能力がなくて、結果を出せない人間じゃ、死に際すら選べませんからね。
とにかくいろいろな意味で有能な人間にならないといけない、と最近はより強く感じています。



以前ですが、「本物の正義って……」みたいな感じのタイトルでブログを更新したことがあります。
……なかなか強烈な内容だったとは思いますが笑
でもさ、やっぱり僕は思うんですよね。
あの女性達は「悪」ではない、って。
別に改めてそう思うことに何かきっかけがあったわけではないです。
なんとなく、最近思い出して、そう思っただけです。
だから改めてですけど、僕は別にそういうお仕事してる女性に偏見や、職業だけで毛嫌いすることはないです。
自分の好きになった人を、職業なんかで分別するのは、僕は男としてどうかと思います。
嫌なら、好きになった人にそんなことさせないために、死ぬほど仕事してお金稼いで、贅沢とは言わなくても、スタンダードな生活させてあげられるように努めるべきだと思います。

では、僕はどっちでしょう?
仮に僕がそういう状況になったとしたら、
僕は……「辞めて欲しい」とは伝えます。
判断は最終的には本人には任せますが。
僕だって、自分の好きな人が、見ず知らずの男性に……、なんて嫌ですよ。
でも、仮に好きになったとしたら、しょうがないです。
「好き」ってそういうことだと思うからです。
それにさ、なんのために大きい会社で仕事を毎日頑張っているのかいみがわからなくなります。

……常にさ、最悪の事態を考慮しておくからさ、なるべく毎日をMaxに生きられると、僕は思います。
自分なんかどうなったって、どうでもいいんです。死にたくないような死に方してもさ。
でもさ、大切な人を、不幸にしないためには、やっぱり、自分がなんとかしないといけないと思うんです。

僕は自分の財産が2分の1になろうが、自分のお金が2分の1以下になろうが、それが大切な人のためになら、構わないです。
代わりに僕の幸せが2倍以上になるからです。

「どれだけ幸せにしてあげられるか」ではなくて、「どれだけ不幸にしてあげないか」が大切だと、僕は思います。
僕は不幸でも、一緒にいたい人の隣にいられればそれで構いません。

だからこそ、いろいろと「肩書き」はあるに越したことがないんですよね。
どうにかしてあげられる道具になりますからね。


そんなことを考えながら、今日は仕事をしていました笑

お疲れ様です!
ちなみに、友人だって上記のことは同じですからね。

「Air」.161

「誰かしら?ノックもしないで入ってくる人は」

「わたしです。横山です

「ああ、横山さん。わたしになんのようかしら?」

そう言って社長はやっとわたしの方を振り返った。

「ニュースで放送されていたことはどこまでが事実なんですか?」

「横山さん。残念だけれども私はそのニュースを見ていないから、どこまでがと言われてもわからないわ。でも、外を見ればこれだけの報道陣の方々がいらっしゃるんだからさぞ大きな事件でもあったんでしょうね」

「他人事みたいに言わないでください!」

「でも、あなたには関係のないことでしょ?」

「事務所のスキャンダルがどうしてわたしに関係ないと言えるんですか?わたしはこの事務所に所属している女優です!」

「今はね。でも、もうあなたは終わりよ、横山さん。あなただってそのことはわかるでしょ?」

悔しいけれども言い返す言葉がなかった。

「あなたはこれからも女優として生きていけるだけの実力を持っていない。実力不足、あなたは女優失格なの」

「…そうですね。わたしには女優としての素質がないことは前から気づいていました。悔しいですけれども、社長の言う通りだと思います。」

「あら、自分で気がついていたの?思ったよりもお利口じゃない」

「そのくらい自分でもわかります!」

「そう。それは失礼しちゃったわね。でも、安心して。あなたにたとえ女優としての素質があったとしても所属事務所でこれだけの騒動があったらどっちみちテレビ局やスポンサーから敬遠されるから」

「そうですね。それはこの世界を未練なくやめるのにもいい理由になりそうです。」

「あなたはまたそんなこと言ってる」

「どういう意味ですか?」

「あなたはそうやって理屈をできる限り並べて、自分のやっていることを正当化しようとするおバカさんよ」

「違います!わたしはただ…

言葉が出てこない…

「それに比べて田中さんは優秀ね。いや、今は藍沢さんと呼んだ方が正しかったかしら。彼女はちゃんと自分で考えて行動することが出来た。わたし達からすれば扱いにくかったけどね。でも、その差が今の差よ、横山さん。あなたは大人の操り人形のような人だからとても扱いやすかったけど」

「…わたしは事務所にとっての操り人形だったから由紀よりも早くデビュー出来たんですか?」

「そうよ。先生達の評価は田中さんの方が断然良かったわ。でも、あなたは大人の言うことをなんでも聞いてくれるから。でも、最初のあのドラマだけが偶然上手くいったことで、私もあなたに実力以上の過度な期待を抱いてしまったわ」

「わたしは自分でも大バカ者だと思います。でも、社長の言うことを全て聞いてきたわけじゃ…」

もしかして…

「あら。何か気がついたかしら?」

「社長はもしかして空斗くんのことを、空斗くん自身のことを知っていたんですか?あの時、わたしに彼氏がいたということだけじゃなくて、その相手が成田空斗だってことを…

「いつのことかしら?」

「とぼけないでください!」

「…ええ、知ってたわよ。彼の名前は今でも覚えているわ。彼はとても勇ましかったからね」

「勇ましかった?社長は空斗くんに会っていたんですか?」

「そうよ。会ったわ」

もう意味がわからなかった。自分の知らないところで世界が勝手に進みすぎていて。

「死にたい」って、思うこと



こんばんは。

今日はタイトルがなかなか強烈です笑

皆さんは「死んでしまいたい」と思ったことはありますか?
僕は、あります。
今までそんなに多く思ったことはないですけど、でも、一回、一回が、とても深刻にそう思うように、僕は考えたことがあります。

……というよりも、死に方を選んで死にたい、と思ったことは何度もあります。

ですが、人は大体死にたくない時に死にますし、死にたい死に方では死ねないと思います。

昨日死んだ人間が必死の思いで生きたかったのが今日、みたいな言葉がありますけど、僕はそんなこと知りません。
どこの誰だか知らないような人間の想い、なんて知ったことじゃないです。
ですが、身近な人間の場合はそうではありません。



僕は昨日誕生日でした。
でも、実家暮らしなのに家族の誰もそのことには気づきませんでした。

誕生日ケーキ食べたのなんて……幼稚園生以来かな……
多分、その時に貰った父親からのプレゼントが、最後に僕が貰った誕生日プレゼントです……

僕は人から愛されることなく育ってきました。
だから、やっぱり結果出さないと、誰も僕のことみてくれないんですよね。
……とても、惨めで悲しい人間だって、自分ですら思います。

もうちょっとさ、「普通」に生きたかった……

「Air」.160

 

1223()

お仕事がお休みになったから今日はしばらく寝ていたんだ。ベッドから出てリビングに入るとお父さんと百合はもちろん、お母さんもいなかった。テーブルの上を見るとわたしの朝ごはんのサンドイッチと『誕生日おめでとう』と書かれたお母さんからの置手紙が置いてあった。

わたしは誕生日だったことも重なってすごい寂しさに襲われていた。朝ごはん食べてテレビ見て、今度はお昼食べてまたテレビ見てって、その間はずっとパジャマ姿で部屋のリビングのソファに小さくなって座っていた。でもね、そんな時だった。

「ドラマ放送の途中ですがここでニュースに変更させていただきます。先ほど入ってきた速報です。大手芸能事務所であるマツダプロダクションの詐欺、賄賂が明らかになりました」

……しばらくは理解が出来なかった。でも、ニュースの画面が切り替わってわたしが毎日通っている事務所や、事務員の方、それに吉田さんや社長の姿がテレビに映し出されてから、やっと現実だと理解できた。

小林真理子社長がどの程度事件に関与しているかによっては刑事事件として扱われる可能性があると警察関係者は話しています」

社長は逮捕されてしまうの?それに吉田さんはどうなるの……

そう思うとわたしは急いで支度をした。そして支度を終えると家を出て駅に向かう途中でタクシーを拾った。

事務所に着くと表口は報道陣関係の人でいっぱいだったから、わたしは裏口から事務所の中に入った。

「希ちゃんどうしてここにいるの?」

事務のおばさんがわたしを見つけるとそう声をかけた。

「ニュースを見て慌てて来ました。」

「そんな、こんな大変な時にわざわざどうして…希ちゃんまで大変な思いすることはないのに…

「ニュースでやっていたこと、どこまでが本当なんですか?」

「わたしもニュースを見て初めて知ったからなんとも言えないわ。でも、先生たちや事務室の中では前からそんな噂は流れていたんだけど、まさか本当だったなんて思わなかったわ」

「その噂ってどういったものなんですか?」

「…言いにくいんだけれどね」

「はっきり言ってもらって構いません!」

「スポンサー会社なんかと実は裏で違法な金銭のやり取りをしているから、希ちゃんや若手の子たちが実力がなくてもドラマやテレビに出れるっていう話なんだけれどもね、でも実際のことはまだわからないから希ちゃんは気にすることないのよ

2年前の由紀の言っていたことがやっとわかった気がした。だから由紀は事務所をやめたんだ。

「今はお気遣いしていただかなくても大丈夫です。わたし、社長に会ってきます。」

「そんな、ダメよ!」

「どうしてでうすか?」

「…それは、社長は今対応に追われていて忙しいはずなんじゃないかなって思うからよ」

「嘘つかないでください!今わたしが社長の元にいったら、わたしが知らない真実をわたしが知ってしまうからなんじゃないですか?」

「……そうね」

「教えていただいてありがとうございます。」

わたしは軽く頭を下げてエレベーターに乗った。8階まで昇る時間がいつもよりもずっと長かった気がした。そして扉が開くとわたしは社長の部屋まで走って中へと入った。社長はカーテンの隙間から注意深く外を見ていた。

.....。

……



追記です。


僕は別に期待しているわけではありませんでしたが、でも、実際心のどこかで期待していたのかもしれません。


実家暮らしなのに、父親も母親も僕の誕生日……忘れていましたし、今でも忘れています……


友人が何人か今日連絡をくれましたけど、、、

でもさ……


こんな環境だから、こんななりたくない人間になっちゃうんだよ。


世界で一番大切な日の12日後に、世界で一番どうでもいい日がやってきます。


直接は……誰もいなかったです。


おやすみなさい