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小説や作詞について書きますし、余計なこともたくさん、そして自分の決心について日々思うことなんかも書くかもしれません

親って大変だね…

 

 

こんばんは。

 

世間はハロウィンですね。

渋谷なんかは今頃人が凄いんでしょうね。

行ってないし、テレビもつけてないので自分はよくわかりませんが(笑)

 

少し前に母親から言われた話があるのですが、

「中学生から高校生になる時の進路を選ぶ際には、お前は親元を離れる事は選ばなかった。推薦の話を受け入れて寮生活するってお前が決めたとしたらどうしようってお母さん思ったよ。でも、高校から大学に進路を選ぶ時はさすがにもうだめだった。お前が家を離れる日、お前を見出しに遠くから来たスカウトに、監督に、大学にお前が連れていかれてしまうようにお母さんは感じたよ。そして就職でも… 事務所にもお前を奪われた気がするよ。お母さんはバスケの強豪校だなんて話はどうでもよかったし、仕事も今のじゃなくてよかった。すごい結果を持ってくることが親孝行なんじゃなくて、地味でもいいからお母さんはお前がお母さんと一緒に暮らしてくれればそれが一番の親孝行だって思っているんだよ。」って言われました。

我が母親ながら非常に珍しくまともなこと言ってるなって思いました(笑)

こんなまともなことを話す母親は稀です(笑)

そして、自分の親孝行の意味が間違っていたように感じました…

それでも、自分は日本一を狙える強豪校に飛び込みたかったし、仕事だって好きなものに携わりたかったです。

そういう気持ちを考慮してくれて、自分のやりたいようにやらせてくれている母親には感謝しています。

 

そして今日とある目上の方からこんな話を聞きました。

家族持ちの事務所の男性の方です。

はじめにことわっておきますが、ここで言いたいのはおれに「才能」があったのか、ないのかということではないです!

そして、ここでの話では「才能」=「天才」というわけではありません。上手く言えないですが、強いて言うなら「長所」?ですかね…

話を聞かせてくれた方は自分の事を評価してくれていましたが、ここで重要なのは「親の気持ち」です。

その人の話を聞いて親って大変なんだなって自分も感じました。

「親っていうのは、極端に言えば自分の子供が生きてくれてさえいればとりあえずはOKなんだわ。でもな、親も子供がかわいいんだよ。だから、子供は親にとっていつまでも子供であることには間違いないんだけど、自分の近くにいてほしいから「こども扱い」をしてしまうんだよ。子供が自分である程度判断する力がついてきた時に親と揉めたりする。それが思春期だって俺は思うんだわ。親っていうのも残酷な生き物なんだよ。子供の才能を信じるか自分の幸せを子供に押し付けなきゃ選ばないといけない時がある。子供に才能があればその才能を磨ける場所に見送ってやらなきゃいけない。親は酷だよな… 子供の才能を素直に喜ぶことはできない。なんせ、親元を離れていってしまうんだから。お前は15歳で親元離れなかっただけで十分に親孝行してるって俺は思うぜ。お前くらいなら高校は私立から推薦来てたんだろ?」

「いちよ来てはいましたけど…」

「なんで行かなかったの?」

「今の自分の実力でやっていけるのかって当時は不安でした。選手として大きく成長できたのは高校時代を過ごしたクラブチームでのコーチ達や裏方に回ってくれた方達の支えがあったからです。当時はそこまでの選手ではありませんでした。それに、自分が出た高校は父親が行きたかった学校なんです。いろいろ事情があって父はその学校に行けませんでした。その話を父はいつも寂しそうに話していたので、父の代わりに自分が行こうって思ったんです。」

「親父さん喜んでくれただろ?」

「嬉しいことに大喜びでした。」

「でも、その高校時代にバスケでは「全国」を知って、事務所では「社会」や「世の中」を知ってしまったんだよな?」

「そうなのかもしれませんね…」

「親は自分たちの幸せだけを望むなら、お前みたいな人間に世界の広さや社会を見せてはいけなかったんだよな。」

「どういうことですか?」

「才能に最低限の環境さえ与えてしまえば、その才能は開花してガンガン大きくなっていくんだ。そして成長するだけ成長してしまうとナンバー1になってしまう。」

「自分はナンバー1にはなれなかったので、自分の才能に限界がありましたね。それに、自分に才能があったのかも実際は疑わしいです。。」

「才能なかったらここにはいられないだろ?」

「そう…かもしれません。。」

「話は戻るが、親は自分の子供と一緒にいたかったら子供を「しばりつけておく」か「親が正しい」、「親が絶対なんだ」って事を子供に小さい頃から教えておく必要がある。そうじゃないとその子に「才能」があったり、「意思」が生まれてしまった時には、子供は親元を離れていってしまう。親だってこんなことは別に意識してはいないと思う。でも、やってることは俺がいま言ったことと何も変わりはしない。言葉を綺麗にしてるのか、おれみたいな言葉で言ってるのかの違い。それでもやっていることは両者とも俺が言っていることで間違いない。」

「そういう子供かどうか見抜く方法はあるんですか?」

「簡単だよ。保護者付きの面接なんかでも同じことをしている。お前は親と一緒じゃなくて一人でオーディション受けたから知らないだろ?」

「知らないです。」

「親と子供に価値観の話をそれぞれに一人ずつしてもらうんだよ。当然別の部屋で。親は子供の、子供は親がどんな面接してるのかわからない状態で。そこで、子供が親と同じ話をしているようじゃ才能はないよな。他人であるはずの親の話と全く同じ話を子供がするんだぜ?そんな自分を持っていないような子供じゃこの社会では生きていけないし、ずっと親に守ってもらうしかないわな。これが小学生ならまだしも、それ以上は親の操り人形にしか俺には思えない。」

「親の気持ちを大切にして、家族を大切に思う素敵な人もいると自分は思います。」

「それはそれで幸せでいいじゃないか。ただ、そんな人間がこの世の中で成功できると思うか?」

「「成功」の価値観は人それぞれだと思いますが、少なくとも「ギャップ」に苦しむことはあるんじゃないかとは思います…」

「お前にしては珍しく同情的じゃないか?」

「そうですか?」

「でも、家族っていうのは一番大切な社会的集団だけど一番狭い社会的集団でもある。お前は「社会」の事や「世の中」の事誰から学んだって思っている?」

「自分で経験して学びました。目上の方にお話を聞かせていただくことはよくありますが、人から聞いた話は参考にはしますが鵜呑みにはしません。」

「どうしてだ?」

「インターネットの情報と同じだって思うからです。」

「俺はお前のそういうところが好きだぜ。」

「ありがとうございます。ただ、経験して学んだのは自分ですが、凄い世界を見せてもらって、人生変えてもらったのも事務所のおかげです。16歳のガキんちょの自分をスカウトしてくれたことに本当に感謝しています。」

「言ってくれるじゃないの。ただ、お前が思う社会とさっきまで話してたやつが思う社会では大きく違う。」

「そうなんですね…」

「お前が見た社会は、自分で見た社会だ。そいつらが見ている社会は親から教わった社会だ。子供をこども扱いするような親じゃ都合のいいことしか教えてないし、どうせまた社会の事も親の価値観押し付けてるぞ。押し付けて受け入れてしまうように育てているからな。」

「それは言い過ぎですよ。親だって子供を大切に思っているからだと思いますし、子供も親を信じているからだと思います。」

「信じるな。見たものから自分で判断しろっていつも後輩たちに言っているのはお前だろ?」

「そうですね…」

「でも、親は酷なんだよ。親元を離したら離したで親が寂しい。子供を近くにおいておいて、子供に環境を用意してやったとしてもその狭い環境の中にしかいない人間としか触れ合えない。世の中にはたくさんの人間がいるのによ…親自身が幸せでいるためには「しばりつけておく」しかいんだよな…」

「…もしかして○○さん自分のお子さんの教育に悩んでいるんですか?」

「実はそうなんだよ…私立の小学校いれさせちゃおうか悩んでる。でもな…うーん。」

「小学校がどうかとかは別として、〇〇さんは「しばる」んですか?」

「正直「しばり」たいなー(笑)」

「結局自分の事じゃないですか笑」

 

という感じで事務所の方はかなり悩んでいました。

自分はその人のことを尊敬しています。

厳しいこの世界でずっと生きてるだけはあるって、偉そうですが自分は思います。

 

親って難しいですよね…

自分の「才能」や「意思」を信じて寂しさを我慢して親元を離してくれた母親に自分は感謝しています。

あの人の言い方はよくなかったと思いますが、親が子を、子が親を思う関係は素敵なことだって自分は思いますよ。

 

いろいろ事務所の方は自分の事褒めてくれたりするんですがけれども、

まあ、確かに同い年の人よりは自分の方が「社会」や「世の中」の事は知ってるとは思いますが、それはこの世界においての話なだけなんですよね…

例えば、「建設業」の世界や「アパレル」の社会の事なんか自分さっぱり知りません。。

華やかな世界の分、お金が絡んできたり他人の生活が180度変わったりすることも見てはいますが、世界はここだけじゃないんですよね…

それに自分は親になったこともないですから、親の気持ちなんて完全には分かりません。

自信持っていることははっきり自信持っている態度ですが、知らないことになると話聞いても自分の目で見たことがないので、わからないんですよね。

誰かから聞いた話をまた違う誰かに偉そうに言うことほど情けないことはないと思うので。

 

だから自分も、こんな自分も、もし父親になれた時には、親の役目を終えた時に今日事務所の方から聞いた話を忘れないで覚えておいて、自分はどう思うのか自分の目で確認してみたいって思いました。

 

自分のバックグラウンドに自信はあるんですけど、やっぱり物足りなさも今日改めて感じました。

反省と改善点を見つけて、必要であれば軌道修正をしてまた明日から「今」を積み重ねていきたいって思いました。

 

 

本当に自分が親になった時にはどう感じるんだろう?…

気になって気になって仕方ないです。

では、おやすみなさい