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passing

小説や作詞について書きますし、余計なこともたくさん、そして自分の決心について日々思うことなんかも書くかもしれません

「Air」.90

「なんで恥ずかしいの?」
「え、わからない…でも、なんだか恥ずかしいんだ」
「そっか…でも、そんなに恥ずかしいものかな?」
「じゃあさ、おれのこと「空斗」って呼んでみて」
「……。ごめんね、やっぱり恥ずかしいね。少しずつでいいから空斗くんも慣れていってね。」
「うん、少しでも早く慣れるといいな。…明日って希は何か予定あるの?」
その言葉にわたしは少し期待をしてしまった。
「明日は何も予定ないよ!」
「よかったらお出かけしてみないかな?」
「うん、いいよ!どこに行く?」
「明日は希が行きたい場所に行こう」
「そう言ってくれてありがとうね、でも空斗くんはどこに行きたいって考えているの?」
「……おれは希が行きたい場所に行きたいな」
「え、恥ずかしいよ。でも、ありがとうね。」
「うん。どこに行きたい?」
「空斗くんは明日は学校?」
「そうだね。午後まで学校だから待ち合わせは早くて夕方か、おやつの時間くらいからになっちゃうんだけど大丈夫かな?」
「大丈夫だけど、おやつのじかんってなに?」
「……3時だけど」
「空斗くんは3時のことをおやつの時間ってよんでいるの?」
「うん。そうだけど」
「あはははっ。かわいい!」
「え、変かな?」
「ううん、そんなことない。だから今まで通りの空斗くんでいてね!」
「わかったよ」