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passing

小説や作詞について書きますし、余計なこともたくさん、そして自分の決心について日々思うことなんかも書くかもしれません

「Air」.115

それから希はお母さんの車で病院を後にした。家に帰ってきてからは薬を飲んで自分の部屋でゆっくり休んでいた。その間は空斗くんと連絡を取り合ってなるべく詳細に自分の体の状態を文字で説明した。その日の空斗くんは学校のはずなのに返事が早いように希は感じていたの。それから彼は希がいなくてもいつも通りに撮影のお手伝いへと向かった。空斗くんがお手伝いに行ってから希はしばらく寝ていた。目を覚ますと部屋にはお父さんと百合がいた。お父さんも希が心配でこの日だけは早く帰ってきたみたい。百合も学校が終わるとまっすぐ家に帰ってきた。

お母さんは希が寝ている間に吉田さんに電話をかけていてくれた。左目とのど以外は大丈夫とはいえ、大事を取って明日も休みになった。