passing

小説や作詞について書きますし、余計なこともたくさん、そして自分の決心について日々思うことなんかも書くかもしれません

「Air」.151

1220()

今日はいつも通りにお仕事に向かった。現場に着くと、わたしはまず監督やスタッフさん、共演者の皆さんに昨日お休みを謝った。みんな逆にわたしの体調のことを心配してくれたんだ。本当は仮病なのに。

撮影が始まると、わたしは信じられないくらい調子が良かった。でもそれは客観的に見れば女優としての最低限をこなせているようなレベルだったと思う。この作品で女優のお仕事はもう終わりなんだって考えるとすごく気が楽だったから、肩の力が抜けて体がよく動いたんだと思う。それにセリフもすらすら出てきたんだ。でも、本当のわたし自身の実力ではないってわかっていてもやっぱり比べてしまう。空斗くんが傍にいてくれた頃のわたしと今のわたしの姿